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「ジム通いの欧米人」と「病院通いの日本人」

目次

運動で健康になるは事実

falcon代表の磯谷です、今日は少しシビアな話を(笑)
健康のために運動する、というお客様は非常に多いです。「疲れやすい」「腰や肩が重い」などすでに不調を感じている方から、「どこにも不調はないが将来のために運動を始めたい」という方まで。実際に、運動することで体力、筋力はつき、柔軟性も向上し、姿勢も改善されます。その結果として、疲れにくい体や不調のない体を手に入れることができます。

「予防」としての運動

トレーナーの僕自身がさらに大事だと思うことは「運動そのものが健康の指標になる」ということ。運動が習慣になると「あれっ、今日は体が硬いな」「腰にハリを感じるな」「いつもの重量が持ち上がらないな」など、運動そのものが体調のチェックになります。調子の悪い日というのは「前日の睡眠が足りない」「栄養状態が良くない」など、生活習慣の問題がほとんどです。運動することで調子の悪さに気づけば、「今日は早めに寝よう」「バランスよく食事をとろう」「しばらくお酒を控えよう」など、自ら生活習慣の改善に取り組むことができます。この小さな違和感を見逃さないことが「予防」につながり、大きな不調を食い止めることができます。

「予防ではなく治療」の運動不足の人達

では、運動していない人はどうか?
大きな不調が出てようやく気づくことが多いので「予防」よりも「治療」になります。いつもお客様にお話することですが「治療」の日々は辛いことなんです。痛みそのものも辛いですが、痛みを抱えた日々が辛い。朝から気持ちがどんよりします。僕自身も何度もひざや腰に大怪我をしたので、痛みを抱えた日々が長かったですが、この日々が本当に辛い。友達と遊んでいても、買い物に出かけても、何をしてても楽しくない。だからこそ治療の前に予防が必要なんです。治療は根気がいりますが、予防に根気はいりません。ちょっとした運動習慣があるかどうか、だけです。

健康意識の低い日本人

日本人は予防の意識が先進国の中でもずば抜けて低いと言われます。宿泊先のホテルや早朝のジムは外国人の利用者がほとんど。「予防のために運動」という意識の低さを日々目の当たりにします。その理由の一つとして、日本は安価な値段で高度な医療を誰でも受けることができます。これ自体は素晴らしいことですが、日本ほど医療制度が充実してない欧米諸国の人の方が「自分自身で健康を保とう」という意識が強いです。諸外国の多くはお金がないと高度な医療が受けられません、日本はお金がなくても誰でも高度な医療が受けられる。これが日本人の健康意識を低くしてる、という皮肉な現実があります。

「健康で生活できる」がこれからの幸せの指標

平均寿命もどんどん伸びて、生活もますます便利になっています。これから大切なことは「健康な体で充実した日々を送ること」。お金やモノがあることよりも、健康であることの価値がますます上がってきます。薬の消費量、寝たきり、ガンが先進国の中でも最も多いのが日本です。糖尿病の患者も5人に1人と言われます。睡眠時間の少なさもダントツで日本です。

まとめ

「治療の前に予防」という意識が今こそ必要です。難しいことをする必要はなく、1日数分のストレッチ、軽い筋トレ、ウォーキング。これだけで予防の効果は大幅に上がります。やり方がわからない人は、最初は我々専門家に頼ってください。2〜3ヶ月習えば基礎知識は身につきます、あとはご自身で運動することができます。
「健康な体で日々を生活する」この当たり前のことが、ますます価値があることになります!

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