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あらためて「肥満は病気のリスクを上げる」というお話

「運動しようと思ってるけど、ついつい後回しになってしまう」という人は多いと思います。そもそもどうして運動したほうが良いのか?ここが明確にならないと運動するモチベーションも当然上がりません。運動するメリットについて、あらためて整理したいと思います!

目次

社会人の80%が運動不足

まず運動習慣のある社会人はどれくらいいるのか?画像データをご覧ください。
20~60代で運動習慣のある人は約2割、つまり約8割が運動不足です。仕事がひと段落して時間が確保できる60代以降は、運動する割合が急激に増えます。しかし運動を始めた60代以降には、すでになんらかの疾患を抱えている人が多いのも事実です。本来であれば若い時から運動をして、病気の予防をするのが理想と言えます。

肥満は病気のリスクを上げる

「そろそろ運動しようかな」と感じるのは30代以降の人達が非常に多いです。というのも、30代以降に体型の変化を感じる人が多いからです。これには理由があり、30代以降は筋肉量が年1%ずつ低下すると言われてます。
では、筋肉量が低下するとどうなるのか?①太る(=基礎代謝が低下するから)②姿勢が崩れる(猫背、反り腰)③体型が崩れる(二の腕、ウエスト、お尻のたるみ)④高血圧、糖尿病、動脈硬化⑤がん、脳疾患、心疾患、など見た目だけでなく、健康面にも大きく影響します。だからこそ運動を習慣化して、筋肉量を保って、病気のリスクを減らそうね、というのが運動の最大の目的になります。けれども実際に運動している割合は、先ほどのデータの通り「約2割」というのが現状です。

緊急性がないから運動をしない

運動が習慣化しない大きな理由は「緊急性がない」からです。お腹が痛ければ内科に行き、骨折したら外科に行き、歯が痛ければ歯医者に行きます。どれも緊急です。けれども、肥満は1〜2日でなるものでなく、徐々になるものです。しかも、肥満になったところで生活にかなり不具合が出るかというと、そうでもありません。だからつい後回しになる。後回しにすることで、病気になるリスクは確実に上がりますが、それでも中々動けない。予防の難しさがここにあります。

三大死因も根本は肥満が原因

「がん」「心疾患」「脳疾患」。日本人の三大死因ですが、これらは生活習慣病から起こりうると考えられます。生活習慣病とは「高血圧」「糖尿病」などですね。その生活習慣病は何が原因かというと「メタボリックシンドローム(通称「メタボ」)」。つまり「肥満」です。たかが肥満ですが、病気のリスクを確実に上げる要因になるのです。ということは、運動を習慣化して、体脂肪も体重も適正に保つだけで、病気のリスクは減るのです。
様々な健康法、最近では高額な健康商品もたくさんありますが、シンプルに運動をまず習慣化するだけで、病気のリスクは減らせます。「まずは自分自身の体を動かす」。ここが大前提になります。

「自分の体は自分で責任を持つ」という意識

日本の健康保険というのは、世界的に見てもかなり優秀です。優秀がゆえに「自分自身で健康を保つ」という意識が日本人は希薄とも言われます。健康保険に頼れない欧米諸国は、健康は自分自身で保たないといけない、という意識が強いです。早朝のジムやホテルに併設されてるジムでも、運動しているのは外国人ばかり、という光景もよく見かけます。
「自分の体は自分で守る」。自分自身の意識が少し変わるだけで、運動が習慣化しやすくなります。まずはできる範囲で運動を早速スタートしていきましょう!まずは小さな一歩から!
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