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カロリーゼロ食品では痩せません。摂取を避けるべき4つの食品とは

「カロリーゼロ食品を選んで、ダイエットしてます」という声をよくいただきますが、実際に効果はあるのでしょうか?また「ノンシュガー」「糖質オフ」など、体に良さそうな表記をした商品が昨今は多いですが、体への実際の影響は果たして?分かりやすく徹底解説していきます!

目次

カロリーゼロ食品の落とし穴

「糖質制限ダイエット」が流行り、「低糖質」「カロリーゼロ」「ノンシュガー」の表記をされたドリンクやデザートが随分と増えました。しかし、この表記だけを鵜呑みにして「健康に良さそう」「ダイエットに良さそう」と安易にくくらず、これらの用語をもう少し深掘りしてみましょう。

①「カロリーゼロ」「低糖質」の多くは「人工甘味料」入り

カロリーゼロや低糖質の飲料水の多くには「人工甘味料」が含まれています。人工甘味料と表記されておらず「スクラロース」「アスパルテーム」「サッカリン」と表記されている場合もあります。人工甘味料は砂糖と違い「血糖値を上げない」「エネルギーとして体内に吸収されない」という特性があり、一見ダイエットには良さそうです。しかし人工甘味料を長期的に摂取することで「腸内環境が乱れる」「味覚が狂い、甘いものへの欲求が抑えられなくなる」「代謝が正常に行われず、肥満につながる」といった報告もあります。人工甘味料入りの飲料水やお菓子を日常的に摂取している人は注意が必要です。

②「フルーツジュース」「スムージー」も糖質まみれ

果物に含まれる糖分の「果糖」。果糖はブドウ糖とは違い「血糖値を上げない」というメリットもありますが、ブドウ糖のようにエネルギーにならずに「中性脂肪になりやすい」というデメリットもあります。しかし、果物一個当たりに含まれる果糖の量はそこまで多くなく、食物繊維も含まれるため、果物自体に問題はありません。問題は果物を液体状にした「フルーツジュース」や「スムージー」の場合です。液体にすることで食物繊維は残らず、体内への吸収も固体よりも早くなるため「フルーツジュース=糖質のかたまり=太りやすい」という構図が出来上がります。

③「果糖ブドウ糖液糖」はさらに注意

さきほどの「フルーツジュース」「スムージー」よりもさらに果糖が多いのが「果糖ブドウ糖液糖」です。多くの清涼飲料水に含まれており、「ノンシュガー(砂糖なし)」を謳った飲料水にも果糖ブドウ糖液糖が含まれていることは多いので要注意です。また、液体になると体内への吸収が早いだけでなく、咀嚼(そしゃく)がないため満腹中枢を刺激されにくく、摂取量が増えてしまうデメリットもあります。

④「乳酸菌飲料」も糖質過多

乳酸菌飲料は健康に良さそうなイメージで日常的に摂取している方も多いです。実際、乳酸菌が腸内環境を良くしてくれる効果もありますが、そのメリットよりも「糖質過多」になるデメリットの方が大きいです。なぜなら乳酸菌飲料にもさきほど挙げた「果糖ブドウ糖液糖」や「砂糖」が含まれていることが多いです。糖質過多になれば、血糖値の上昇や中性脂肪の増加は避けられません。乳酸菌を摂取するならばサプリだけで摂取する方が、糖質過多も抑えられます。

カロリーゼロ食品より「水」「お茶」「ブラックコーヒー」

原材料表記を見れば「人工甘味料」「果糖ブドウ糖液糖」「砂糖」が含まれているかどうかわかりますが、いちいちチェックするのが面倒くさい、という人は「水」「お茶」の二択にしましょう。また、缶コーヒーをよく飲む男性も「ブラック」一択にしましょう。そうすれば原材料表記を見なくても、糖質過多になる心配はありません。また「エナジードリンク」を日常的に飲む人も多いですが、エナジードリンクも大量の砂糖や甘味料が含まれています。エナジードリンクで摂取できるのは「カフェイン」「炭酸の刺激」「糖質」なので、カフェインは「ブラックコーヒー」で、炭酸は「炭酸水」で、糖質は「食事」から摂取しましょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか?「カロリーゼロ」「糖質オフ」など魅力的なキャッチコピーですが、その裏に隠された情報もしっかり把握することで、何を摂取すれば良いのか自分自身で判断することができます。そもそも、バランスの良い食事を心がければ、飲料水から糖質を補給する必要もないですし、甘いものを欲することも少なくなります。正しい栄養の知識を覚えて、パッケージや謳い文句に惑わされないようにしていきたいですね!

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