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肩こり対策を行いたいなら日頃の生活習慣から見直した方が良いかも。

肩こり対策には「生活習慣」が大きく関係します。今回の記事では「食生活の乱れ」「睡眠不足」「運動不足」など具体的な例を出しながら、なぜ様々な不調を引き起こすかという原因から対策までを徹底解説していきます!

目次

肩こり対策と生活習慣の関係

「肩こりは、姿勢の乱れや運動不足による【肩甲骨まわりの筋肉の硬さ】が関係する」と過去記事に述べましたが、今回は「肩こりと生活習慣の乱れ」の関係について解説します。生活習慣の乱れは「自律神経の乱れ」を引き起こし、自律神経の乱れと肩こりは大きく関わります。

自律神経とは?

自律神経を簡単に言うと「心身の健康を無意識化で維持してくれる、24時間営業の神経」です。例えば、体温を約36度に保ってくれるのも自律神経のおかげです、自分で「36度を維持しよう」と意識してるわけではないですよね。
そして、自律神経は「交感神経」と「副交感神経」から成り立ちます。交感神経は「興奮」「活動」、副交感神経は「リラックス」「休息」といった働きがあります。分かりやすく言えば「交感神経がアクセルで、副交感神経がブレーキ」というイメージです。

肩こり対策で重要なのは自律神経を整えること

日中の活動時は交感神経が優位で、夜や就寝前は副交感神経が優位になるのが正常です。このように交感神経と副交感神経がうまく切り替わることで、心身の健康を保つことができます。しかし、現代ではこの切り替えがうまくいかずに、自律神経が乱れている方がたくさんいます。自律神経が乱れると以下のような不調が出ます。

①精神の不調

「イライラ」「不安」「やる気がでない」「集中力低下」「情緒不安定」

②身体の不調(初期)

「肩こり」「頭痛」「めまい」「腰痛」「息切れ」「動悸」「冷え」「むくみ」「手足のしびれ」「肌荒れ」

③身体の不調(長期)

「高血圧」「動脈硬化」「脳梗塞、心筋梗塞」

肩こり対策の原因を明確にするべき

今回のテーマである「肩こり」だけでなく、精神的な不調や病気にまでつながってしまうほど、自律神経の乱れは厄介なものと言えます。では、なぜ自律神経が乱れてしまうのか?主な原因は以下になります。

①生活習慣の乱れ

「昼夜逆転の生活」「(夜更かしや残業による)寝不足」「食生活の乱れによる腸内環境の悪化」

②ストレス

「仕事、家庭の人間関係、パワハラ」「将来・お金への不安」

③加齢

男性は30代以降、女性は40代以降から自律神経が乱れやすくなります。特に、副交感神経の働きが落ち始め、加齢とともに長い時間寝れなくなる理由がコレです。若い頃は副交感神経の働きが高いため少し休めば疲れはリセットできたが、加齢とともに無理がきかなくなってしまいます。

④スマホ、SNSの普及

SNSが発達したことにより誹謗中傷、人間関係のストレスを受けやすい時代になったことも大きな要因です。またスマホやタブレットの普及により、手軽に見れる動画やゲームを何時間でも行える状況による「寝不足」「生活リズムの崩れ」も問題視されています。現代は「自律神経が乱れやすい生活環境」とも言えます。

肩こり対策には「運動」「食事」「生活習慣」

肩こりの原因の一つが「自律神経の乱れ」と説明しました。では、この乱れた自律神経を整えるにはどうしたら良いのか?主な解決策として、以下の3つが挙げられます。

①運動

自律神経を整えるには「血流を悪化させないこと」が非常に重要になります。そして、血流を改善するために「運動」は最適なツールとなります。「朝と夜のストレッチ」「ウォーキング(できれば朝日を浴びながら20分程度。階段や坂道を入れるとなお良い)」「スクワット(筋肉量の多い下半身を動かすことで、代謝と筋肉量UP)」などが特にオススメです。逆にNGなのは、就寝前の「ジョギング」や「筋トレ」です。心拍数が上がり交感神経が優位になるため、睡眠の妨げとなってしまいます。夜は副交感神経が優位になるのをサポートするような「ストレッチ」がオススメです。

②食事

「腸内環境を整えること」も自律神経の安定には重要な要素です。なぜなら、精神を安定させるホルモン「セロトニン」の95%が腸でつくられるからです。さらに、腸内環境の乱れは「肌荒れ」「便秘」「口臭」「肥満(栄養素が吸収されず、内臓脂肪が蓄積されやすくなる)」などの症状にもつながるため、腸内環境を整えることは肩こりだけでなく、様々な不調の予防にもなります。
腸内環境を整えるには「①発酵食品(みそ、納豆、ヨーグルト、キムチ)」「②食物繊維(りんご、ごぼう、きのこ、納豆、海藻類)」「③動物性タンパク質(卵、肉、魚)」などが有効です。

③生活習慣を整える

そして、自律神経の安定にとって、最も基本的なものとなるのは「生活習慣」です。「規則正しい生活(平日も休日も起床時間をそろえることがベスト)」「睡眠時間の確保(理想は7〜8時間)」「入浴(40°のお湯に15分間。可能なら就寝の90分前までに済ませる)」などは毎日続けたい習慣ですね。また、起床したら「コップ一杯のお水or白湯」「ストレッチ」「朝日を浴びる(カーテンを開けるだけでもOK」といった行動も、自律神経を整えてくれる効果があります。言うまでもないかもしれませんが「酒、タバコ」は厳禁です。交感神経優位、心拍数増加、血圧上昇など、リスクを挙げたらキリがないからです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?肩こりの原因の一つである「自律神経の乱れ」は、生活習慣と大きく関係していることを説明させていただきました。健康の話になると「運動」「栄養」「睡眠」「生活習慣」と、基本的な話になるためつまらなく感じるかもしれません。しかし、「実践できてるかどうか?」「実践できても、継続できるかどうか?」というと、実践できてる人の方が少ないと思います。実際、私達のジムにも「分かっているけど、1人では運動が続かない」「食生活をきちんとチェックして欲しい」という方が、非常に多くご来店されます。1人で悩まず、最初に専門家にサポートしてもらうことは有効な手段です。falconでは無料カウンセリングも随時行っていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください!

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